癌と告知された瞬間から、癌が突如人事ではなくなります。その時のショックや不安は当人でなければわからないでしょう。
父が癌を告知されたのは、去年の3月のことでした。東日本大震災とも重なって、かなり動揺しました。癌は口の中にできていて、珍しい癌だと言われました。大きさは2cmほどで、ステージでいうと2から3へ移るところだということでした。問題は、リンパに近いので、手術をすると、癌が散ってリンパに入り、拡散してしまう恐れがあるということでした。
ただ、幸いだったのは、たまたま海外旅行に行く前に、歯医者にいったらそこで歯医者さんが癌を見つけてくれたことと、検査の結果、転移はないということでした。
治療は投薬治療を選びました。薬をピンポイントで癌細胞に当てるという特殊な方法で、それで癌細胞をまずは小さくし、その後切除手術をしましょうということでした。
投薬治療を数回繰り返したある日のことでした。奇跡が起きたんです。腫瘍を再検査したところ、なんと癌細胞は死滅して無くなっていたのです。再検査自体は結果が出る10日前のことですから、かなり前にすでに癌細胞が死滅していたことがわかります。
お医者さんは、わずかな確立だけど、時々このようなケースがあるとのことでした。とにかく大喜びで、あのときの安堵感といったらありませんでした。
がん治療と向き合う人の情報サイトがります。これはいろいろな癌と戦っている人たちを互いに支えあうサイトですが、癌になったら、何もかも終わりではないということを伝えたいなと思っています。
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